私が美容師になったのは約20年前。10代の私が目指した動機は特別でなく、「かっこいい」とか、「女の子にもてそう」とか、結構不純でした。でも実際に仕事を始めてみると、予想以上に大変でした。御飯は食べられない、休みは無い、睡眠時間は無い、デートは出来ない、お金は無い、手は荒れる、地獄のようでした。
今は、時代が変わり、こんな事はないにしても、美容師という仕事を極めていく事は相当大変な事に変わり無いと思います。私が“美容師”から“経営者”になった時、勤めていた時に疑問に感じていた事、こうしたいと思った事は、経営者になった時実現させようと心に決めていました。なぜならば、数千数万の数ある仕事の中でたまたま美容師という仕事を選んだだけだが、どうせ選んだのなら、とことんやってやろうと。そうでないと面白くないし、楽しくない。それなら私は何をやるにつけても、ただがむしゃらに頑張るのではなく、「この結果を手に入れたい。それならばどんな方法があるだろう。自分が思いつく方法以外にないのか、本当にこれがベストの方法か。」と考えに考え抜いて、決めたら信じてやり通す。こんな信念で美容師を、そして会社を続けてきました。
私の同期で、今でもこの職業に携わっているのは一割に満たないのが現状です。選んだ動機は不純でも、その単純な“夢”を叶えられない現実は、これから美容師を目指す若い世代達に申し訳ない。その夢を叶えるには色んなサポートや環境が絶対に必要です。私達リ−は、美容師という職業が一生を賭けるにふさわしく、素晴らしい仕事であるという事を、自信と誇りを持って全社員に伝えて行く精鋭集団でありたいと思っています。